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ここでは、NKT細胞標的治療が「ステージ1」などの初期がんでも受けられるのかどうか、実際の症例を交えて解説しています。
初期がんがどのような状態なのか、どんな症状があるのかもまとめました。
初期のがんに対しても、NKT細胞標的治療は行えます。むしろ、進行したがんの場合に比べてより良い効果が期待できると言えるでしょう。
なお、手術で治る初期のがんの場合、手術とNKT細胞標的治療を併用することが良いでしょう。
がんは基本、表面(粘膜)に発生して徐々に根が深くなっていきますが、この進行度によりステージ(病期)が区分されます。
「0期(ステージ0)」「Ⅰ期(ステージ1)」「Ⅱ期(ステージ2)」「Ⅲ期(ステージ3)」「Ⅳ期(ステージ4)」の5段階に分けられるのが一般的で、部位によってはさらに細かく分けられます。
それぞれのステージの状態を簡単に示すなら、以下の通りです。
発生した臓器で、がんが留まっている段階。
臓器周囲のリンパ節に転移した段階。ただし臓器により、リンパ節転移が少数のケースでは「Ⅱ期」となることも。
他臓器まで転移がある状態。
ステージが低いほど、進行が進んでいないということなので、治療効果が得られやすいと言えます。ステージ0、ステージ1といった初期の段階で標準治療を開始できた場合、診断から5年後に生存している割合は9割を超えるそうです。
ただし、そのような段階では自覚症状がほとんどないため、発見された時には既にステージが進んでいた…というケースが少なくありません。これが、定期的な検査が推奨されている理由です。
ステージ1など初期の食道がんでは、自覚症状はほぼありません。そのため、人間ドッグや健康診断などで発見されるケースが多いようです。
胃がんは進行が遅い「分化型」と急速に広がる「未分化型」があります。分化型の場合は症状が出るまでに時間がかかりますが、未分化型は比較的早く自覚症状が出ます。
主な症状としては、食欲低下や胃痛、吐き気などが挙げられます。
肺がんの初期では、ほぼ自覚できる症状はありません。そのため、健康診断で見つかることがほとんどです。
前立腺がんは進行がとても緩やかながんなので、初期に症状が出ることはまずありません。自覚症状がないまま一生を終えるケースも多いようです。
直腸がんでは、初期に血便の症状が出ることがあります。しかし、その他の症状は進行してから出てくるため、「痔の出血だろう」と放置されてしまうことも少なくありません。
通常、初期症状はほとんど出ませんが、胆管周囲にがんが発生したケースでは、初期から黄疸が見られることもあります。
体内にある“免疫のリーダー”
NKT細胞を活性化して、
がん細胞を攻撃する
「NKT細胞(ナチュラルキラーT細胞)」を人工的に活性化し、免疫を高める治療法です。
NKT細胞は、敵(がん)の特徴を認識し、総攻撃することも、長期にわたって記憶することも可能。
ほかの免疫細胞が分業している仕事を、自身で行いつつ、ほかの免疫細胞に指示を出せるという、免疫のリーダー的役割を果たしています。
成分採血
提携医療機関に外来。受療適格性判断のための血液検査をおこなったのち、約1週間後に成分献血を実施します。
ベッドに横になった状態で、4~5時間かけて特定の成分だけを保存する方法で、日本赤十字での成分献血と同様の方法で行われます。
この採血した単核球(リンパ球、単球)の層を細胞培養施設に移送します。
培養
単核球層から単球(白血球の3~8%を占める白血球の成分の一種。感染に対する防衛の開始に重要な細胞のこと)を単離し、樹状細胞へ分化誘導します。
結合
分化誘導された樹状細胞は、未熟な状態です。
これを十分に成熟化させるために引き続き培養し、免疫活性化物質を添加してNKT細胞を活性化する細胞を作り上げます。
この技術は理研免疫再生医学の特許であり、RIKEN-NKT™において使用されています。
また、この免疫活性化物質は、GMP製造(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)され、理研免疫再生医学が独占的権利を持っています。
これらの技術は、理研免疫再生医学と提携しているクリニックに提供されています。
体内に戻す
成分採血から2週間後に、NKT細胞を活性化するための細胞(目的細胞)が医療機関に戻されます。医療機関にて、-80℃以下で凍結保存し、患者様が外来したときに、皮下注射または静脈への点滴により体内に目的細胞を戻します。日帰りでの治療になります。
理研発のメディカルサイエンス企業である、株式会社理研免疫再生医学では、NKT細胞標的治療に必要な薬剤や培養方法などを開発して、提携医療機関や共同研究機関等との協力により、保険外診療としてNKT細胞標的治療技術を普及することに努めています。
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