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このサイトは 「株式会社理研免疫再生医学」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。
ここでは、「日本NKT細胞標的治療研究会(NKT研究会)」について、くわしく紹介しています。発足された経緯や、活動の内容・趣旨、研究会の概要などをまとめました。
「日本NKT細胞標的治療研究会」は、NKT細胞標的治療(RIKEN-NKT®)を実際に行っている医療機関の医師たちが中心となって、2022年4月1日に設立された研究会です。
NKT細胞標的治療(RIKEN-NKT®)のがん治療における有効性をさまざまな角度から検証し、より有効性の高い治療技術を目指すために設立されました。
NKT細胞標的治療(RIKEN-NKT®)ががん医療の一翼として広く認知されるようになるために、症例データベースの構築や治療プロトコルの共通化、有効性評価法の統一化等によりがん治療としての有効性を医学的・科学的に明らかにすべく、活動を行っています。
また、がん患者の多くが標準治療以外の新しい治療を求めている現実があり、そうしたニーズの受け皿となる免疫治療を提供していくことも趣旨に掲げています。
NKT細胞標的治療(RIKEN-NKT®)を開発した企業である「株式会社理研免疫再生医学」も、この日本NKT細胞標的治療研究会の活動を支援しています。
提携医療機関が協力し、がん免疫治療としてNKT細胞標的治療の有効性を基礎及び臨床医学的に検証し、さらに有効性を高める治療技術の発展を図り、がん治療において広く社会に貢献することを目的とする。
それぞれの医療機関、および理研免疫再生医学については、当サイトでも紹介しています。各名称をクリックすると、該当ページにジャンプします。
上記医療機関以外でも、NKT細胞標的治療(RIKEN-NKT®)を受けることは可能です。
以下のページに、2022年6月時点での提携医療機関をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
全国のNKT細胞標的治療(RIKEN-NKT®)提供医療機関リスト
体内にある“免疫のリーダー”
NKT細胞を活性化して、
がん細胞を攻撃する
「NKT細胞(ナチュラルキラーT細胞)」を人工的に活性化し、免疫を高める治療法です。
NKT細胞は、敵(がん)の特徴を認識し、総攻撃することも、長期にわたって記憶することも可能。
ほかの免疫細胞が分業している仕事を、自身で行いつつ、ほかの免疫細胞に指示を出せるという、免疫のリーダー的役割を果たしています。
成分採血
提携医療機関に外来。受療適格性判断のための血液検査をおこなったのち、約1週間後に成分献血を実施します。
ベッドに横になった状態で、4~5時間かけて特定の成分だけを保存する方法で、日本赤十字での成分献血と同様の方法で行われます。
この採血した単核球(リンパ球、単球)の層を細胞培養施設に移送します。
培養
単核球層から単球(白血球の3~8%を占める白血球の成分の一種。感染に対する防衛の開始に重要な細胞のこと)を単離し、樹状細胞へ分化誘導します。
結合
分化誘導された樹状細胞は、未熟な状態です。
これを十分に成熟化させるために引き続き培養し、免疫活性化物質を添加してNKT細胞を活性化する細胞を作り上げます。
この技術は理研免疫再生医学の特許であり、RIKEN-NKT™において使用されています。
また、この免疫活性化物質は、GMP製造(医薬品の製造管理及び品質管理の基準)され、理研免疫再生医学が独占的権利を持っています。
これらの技術は、理研免疫再生医学と提携しているクリニックに提供されています。
体内に戻す
成分採血から2週間後に、NKT細胞を活性化するための細胞(目的細胞)が医療機関に戻されます。医療機関にて、-80℃以下で凍結保存し、患者様が外来したときに、皮下注射または静脈への点滴により体内に目的細胞を戻します。日帰りでの治療になります。
理研発のメディカルサイエンス企業である、株式会社理研免疫再生医学では、NKT細胞標的治療に必要な薬剤や培養方法などを開発して、提携医療機関や共同研究機関等との協力により、保険外診療としてNKT細胞標的治療技術を普及することに努めています。
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